ブリーチしようか迷ってる人に!2年以上ブリーチしている美容師がメリット・デメリットを書きます。

ヘア

 

おそらく、誰もが一度考えることだろうと私は思います。

「ブリーチがしてみたい! 」

 

ですが、ブリーチすると髪が傷むなどとのデメリットがあるということは
薄々わかる方もいらっしゃると思います。

 

だから迷う気持ちすごくわかります!
この記事はブリーチをしようか迷う方がいなくなるように、という気持ちで書いていきます。

 

記事内容
・ブリーチのメリット・デメリット
・ブリーチをしようか迷う人へのアドバイス

 

 

 

美容師である私が2年以上髪の痛むブリーチをしてきたので
そのメリット・デメリットをお話していきたいと思います。

 

 

 

ブリーチとヘアカラーの違いとは

 

 

まずはブリーチとヘアカラーの違いについてお話していきたいと思います。

 

 

ブリーチ→髪の毛の色素を抜くこと
ヘアカラー→髪の毛に色を加えること

 

 

こういう違いです。

 

日本人の髪の毛の色素は黒色~褐色です。
その色素を壊していき、黒→茶→金→白となります。
その色素を壊すカラー剤がブリーチです。

 

ですが、髪質の個人差で1回ブリーチをしただけでキレイに抜けるとは限りません。
しっかりとした毛質、つまりは剛毛さんたちは抜けづらく、
何回もブリーチをすることで色素を抜いていきます。

 

 

ダブルカラーが流行っています!

ダブルカラーってなに?
ブリーチをし、そのあとにカラーをすることをダブルカラーといいます。
ブリーチ(色素を抜く)+カラー(色をいれる)

 

そのまま色素を抜かずにカラーをするということは、
元のある髪の色素に色をいれるだけとなります。

 

日本人の元々の色素、黒~褐色の色素をなくすことで
外国人のような透明感のある色に染めることが可能となってきます!

 

 

例えば・・・
アッシュ系の色をブリーチをしないで入れることは

黒~褐色(元々ある色素)+ アッシュ系 (カラーで色をいれる)

となるので、ほんのりアッシュ系の色になります。
ブリーチで色素を抜き、カラーで色をいれることでアッシュ系になる、ということです。

 

 

 

メリットとデメリット

2年間ブリーチを繰り返している私が思うメリットは

 

・外国人風ヘアカラー・抜け感のあるヘアカラーなど、
透明感のあるカラーがきれいに色がでる
・日に日に色落ちしていくので、毎日のように髪色が違うため毎日楽しめる

デメリットとしては

・とにかく髪が痛み、パサついてみえがちになる
・色落ちが早いので、好きな色のままずっといられない
・とにかく痛みを補うため、色落ち対策のためのヘアケア品などでお金がかかる
・染めるときに時間がかかる
・頭皮が弱いとブリーチができない恐れがある
・ブリーチをやめる場合、ものすごく手間がかかる

 

書き出すと、デメリットの方が多くて私がびっくりしました(笑)
それでもブリーチを続ける理由としては「やりたい髪色がある」ということでした。

 

通常のカラーだけじゃどうしてもだせない色合いがあります。
ブリーチをしているだけで、透明感のあるきれいな髪色になるのでブリーチを続けています。

 

 

 

冒頭にも書いた通り、ブリーチしたあとの髪はとにかく色落ちが早いです。
カラーをしても1週間もてばいいほう、だと考えたほうがいいです。
最終的には金髪、オレンジに戻ってしまいます。

 

色落ち防止のために毎日カラーシャンプーをしていても
2週間ぐらいが限界となってきます。

 

ブリーチは髪の毛の色素を抜く、
つまりは色素を殺してなくす ということです。
美容学校の先生がこんな風におっしゃっていて、
カラーを入れてもすぐ落ちるのは色素を殺しているので、
「ヘアカラーで色を入れても色素が死んでるので定着しないで消えていく」
ということに納得しました。例えがちょっと物騒ですね(笑)

 

 

私はブリーチの後はがっつり7トーンぐらいまでの暗いカラーをいれて
落ちていく過程を楽しんでいます。
飽き性なので毎日違う髪色になっていくのは中々楽しくて、
ブリーチをやめられない理由の一つになっています(笑)

 

 

ブリーチ後の痛みや見た目

ブリーチしたあとはとにかく痛みます。

 

・パサついてみえる
・まとまりづらくなる
・髪の長い人は絡まる
・手触りがごわごわでよくない

毛質が柔らかい人ほどパサついて見えます。
髪がしっかりしている剛毛さんはそこまでパサついて見えることはないかと思いますが
そういう方は2回抜いてもきれいな金髪にならず、オレンジっぽい髪色になるので少し汚らしく見える場合はあります。

 

 

 

あとブリーチをするとパーマはお断りしている美容室がほとんどです。
なので、パーマのほうが大事!というかたはブリーチはおすすめできません。

 

ブリーチとパーマを両方やってしまうと髪がびびるといって手触り最悪のごわごわ状態になってしまい、切るしか対応がなくなってしまいます。

 

 

セルフでブリーチをする人は本当に本当に本当に本当に!
気をつけてほしいところです!!
ごわごわになってしまったら、切るしか方法がないので
伸ばしている方は美容室で施術しているトリートメントで

誤魔化しながら切っていくしか方法がないです。

ブリーチするか迷う人にアドバイス

ブリーチは確かに痛むしお金もかかり、ケアはいつも以上にしなくてはいけなくなってきます。
めんどくさがりさんは、本当につらい。私もです(笑)

 

 

私はとにかく「自分の好きな髪色にしたい」ということで数年間はブリーチを続けています。
幸い、カラーしたあとの抜け落ちた色がきれいな金髪となってくれるので
続けられる一つの理由なのかもしれません。
ケアももう数年間続けていて慣れてきたので今じゃ苦痛はないです。

 

 

もし、痛みがどこまでなのかわからなくてできない、という方は
グラデーションカラーインナーカラーで試してみてからやってみる というのも一つの手だと思います。
いきなり全体ブリーチするよりハードルは下がります。
手に余るようなら少しずつでもブリーチ部分を切っていけるのでおすすめです。

 

 

前に説明した通り、パーマをかける人・かけてる人は髪の毛の状態を
まず美容師さんに見てもらってからやるのがよいでしょう。

 

髪って不思議なもので、髪型もそうなのですが
しっかり整っていると1日が不思議と過ごしやすいものになります。
髪色がいいとそれだけでも気分が違うので、やってみたいという方を応援したいです!

 

お読みいただきありがとうございました♪
素敵なブリーチライフをお楽しみできたらいいと思います!

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