ブリーチ後の痛んでいるヘアケアってどうすればいいの?柔らかく痛みやすい髪質の美容師がやっているケアを紹介します。

ヘア

 

もう黒髪にはしないぞ・・・!という明るい髪色が大好きな美容師です。
カラーだけでも髪の毛は痛みますが、ブリーチはさらに痛みが増えていきます・・・!
毛質がとても柔らかいため、すごくパサついてみえて艶もなくなり傷んで見えます。

 

 

それでもブリーチがしたいっていう気持ちが強いので
柔らかく痛みやすい私の毛質でも艶のある髪になるためにひたすらケアをしてきました・・・!

 

 

記事内容
・ブリーチをすると痛む理由
・ブリーチ毛のケアについて
この記事ではブリーチを数年楽しんでいる私がやっているケアについて紹介していきます。ケアはやってもやっても正直ダメージの緩和ぐらいにしかなりませんが、
やらないとさらに痛むのでやる価値は確実にあります。

 

 

せっかくブリーチして自分の好きな髪色にしてるのだから
サラサラつやつやのヘアでいたいですよね!

他にもっといい方法があるかもしれませんが
参考程度に読み進めてください♪

 

 

ブリーチして髪が傷んでいる

ブリーチしている方はご存じかと思いますが、ブリーチはとにかく髪は痛みます!

 

なぜ痛むのかというと
髪の毛の中身を守っているキューティクルをひらき、
髪の毛の内部のタンパク質を分解させてしまうからです。

 

 

分解された髪の毛は、本来の髪の毛とは違う物質となってしまうので
何もしなくても艶があった髪の毛や手触りなどが全く変わってきます。

これがブリーチやカラーなどの髪が傷む理由です。

 

 

「髪の毛がゴムみたいに伸びたり、縮んだりする」ということを
もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
これは髪の毛のタンパク質を分解してしまったがため、
今までの形状が保てずになってしまうことです。

 

 

そしてゴム状になっている髪の毛は伸び縮みしやすいがため、
引っ張ると切れます。
引っ張っているつもりがなくともコームや摩擦で伸びてしまい切れてしまうことがあります。

 

これが本当厄介なんですよね!

引っ張ってないのに、少し髪を直すためにコームをいれたら切れちゃうとか・・・あります(泣
特に乾かす前の濡れた状態がとても注意です!

 

 

 

髪質にもよりますが、
しっかりした髪の人ほど色素が抜けづらく、何回も何回もブリーチすることで内部を分解され
痛みも増えていきます。
柔らかい毛質の人がブリーチ剤を何回も付けるということは・・・
それだけ痛みを加速させるという恐ろしいことです・・・。

 

 

しかししっかり色を抜いていかないと、なりたいカラーにならなかったり
全て色が抜け落ちたときに中途半端なオレンジ色になるなどしてしまうので
何回もブリーチをする必要があるのです。

 

 

セルフでやる人は本当に注意が必要となってきます!!!
できたら美容室にいってやってほしい!っていうのが
美容師の願いです(笑)

 

 

 

 

 

ブリーチ後のケア

ブリーチやカラーのあとのケアで髪の質が変わってくるのでとても大事になってきます。
何もしなければ、どんどん傷んでいくのでブリーチをしたらケアを少しでもしていきましょう。

 

ケアすることに慣れてしまえば続けていけます。

 

 

ブリーチ直後のケア

 

カラー用シャンプーまたはアミノ酸シャンプーを使いましょう。

 

カラー直後もそうですが、
カラー材やブリーチ材には髪の毛の健康状態を左右するPHを傾ける作用があります。
そのPHを髪の毛の健康状態の”弱酸性”に戻してあげると色もちもよくなります!
(ただし、ブリーチの場合は留まる部分の色素がなくなるため色もちはあまりよくないです)

 

 

PH(ペーハー)ってなに?
水素イオン指数のことをいいます。
その液体がアルカリなのか、酸性なのかを表す数値になってきます。

 

 

カラー剤の中にはキューティクルをこじあけるためにアルカリの薬剤が入っているため
髪の毛はアルカリに傾きます。

 

実は毎日のシャンプーで酸性側に戻っていくのですが
その間にも痛ませる可能性がでてくるので
カラーやパーマ直後戻してあげることがとても大事となります!

アミノ酸は酸性なのでカラー直後に使うと酸性に傾くため
カラーやパーマ後に使用すると効果が大きいです。

 

 

美容室によってはアルカリに傾いた髪の毛を酸性に戻すために処理をしているところもあります。
ですが、毎日家でやることでさらに効果がは高まってきます!

 

 

 

ドライヤー前のケア

髪の毛は濡れていると、キューティクルがひらいている状態なので
ブリーチ毛は例えショートヘアーでもしっかり乾かさないとさらに痛みの原因となってきます。

 

ドライヤーかける前にまずはコームでとかし、絡まってる部分をほぐします。

 

このとき!
絡まってる状態を無理矢理力任せにほどくのではなく、毛先から少しずつとかしていきましょう。
力任せでやることは物理的なダメージを与えます。

特にブリーチは髪の毛のタンパク質を分解させているため
髪の毛自体がゴム状になっており、無理やりとかすと伸びてそのまま切れます。

 

 

何もつけずに乾かすことはしません。
洗い流さないトリートメントを毛先中心に馴染ませてから乾かします。

 

柔らかい毛質さんはオイル系
剛毛さんはミルク系
のほうがおすすめです♪

 

月に1回のトリートメントケア

日常的なシャンプーとトリートメントだけでは痛みは補えません!

毛先がやはりごわつき、ぱさつき、まとまらないので
月に1回美容室で提供しているトリートメントをしています。

 

美容室で提供しているトリートメントは
内部はもちろん、外部にまでしっかり浸透してくれるため手触りも収まりよくなります。
癖なんかある人はトリートメントで落ち着く場合もあります!

 

しっかりトリートメントケアをしていても
毎日のシャンプーで流れでてしまうため、何週間後にはまたごわつきは戻ります。

 

 

美容室で髪の毛に栄養をしっかりいれても
ブリーチやカラーの影響でキューティクルが開きやすくなっているため数週間で流れでていきます。

1番いいのは、アフターケアでお家でやるトリートメントをつけてくれる美容室を探すことです。

 

 

 

 

もちろん、市販のもので髪に合っていると思えるものがあればそれでも◎!
私は身近にあるものが美容室のものだったので使用しています。

大事なことはひとつです。
放っておくと流れ出てしまう髪の毛の中身を、外からいれてあげること。

トリートメントの役割はそこなので
自身が気に入って使っているものだったらぜひ使い続けてください。

 

 

頭皮のケア

私はそんなに肌が強いわけでないのでカラーでも染みます・・!
保護クリームつけながらやってはいるものの、ブリーチ後は頭皮がさらに敏感になっていて
カラー剤はまた染みやすいです。

 

なので
毎日乾かす前に頭皮ローションをつけてます。
カラー剤が染みやすい人は頭皮の脂の出ている量が少ないので染みやすいといわれます。
なので常日頃から頭皮も乾燥させないようにさせることが、きれいな髪を作る一つのケアとなってきます!

 

皮膚は一枚で繋がっているので
お顔や身体のケアでクリームなどつけてあげるのと同じく、頭皮もケアしてあげましょう

 

 

ケアをしっかりして楽しいブリーチライフを!

 

ケアについてお話してきましたが、ブリーチで色抜いたあとのカラーは透明感もでるので
日本人の重めの色合いとはまた違った楽しみがあります。

 

ブリーチなしでも透明感のあるカラー材は年々増えてはきているけれど、
やっぱりしたほうが色合いはきれいです。
ですが、やはりデメリットもでてくるのでその点はしっかりと把握してケアしていきましょう!

透明感のあるヘアカラーはやっぱり憧れます!少し手間となっては行きますが
ケアもして、素敵なブリーチライフを送れますように!

 

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